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「くるみの木的」なるもの
先日、奈良にあるくるみの木というお店に行ってきた。

以前からいろんな雑誌で目にしていて、機会があれば行ってみよう・・と思いつつはや数年(ものぐさなので数年来想い続けているお店が山ほどある)。ようやくその機会を得た。

ナビに誘導されて着いたのは、なんだかウラさびれた辺鄙な田舎町。ほんとに?こんな所にあのくるみの木が??と思っていると。
ありましたありました!こんな所にあのくるみの木が。

どのくるみの木かというと、行く前の私のイメージではLEEとか天然生活とかLingkaran(←これは読んだことないけど)な感じ。CLASSYとかでは絶対ない。そんなお店。ってわかります?

敷地内は食事処・洋服屋さん・雑貨屋さんで構成されている。
私の目的はご飯と雑貨。洋服屋さんがあるのは知らなかったけど、シンプル・ナチュラル・オサレかつ上質なラインナップでした。伊藤まさこさんが店長やってそうな感じ。

食事処オープンの前に、雑貨屋さんをチェック。ここは予想以上に欲しいものが多かった。素っ気ないくらいシンプルで、さりげなくオサレで、上質で、本当に使いやすそうだなあと思えるものがたくさん並べられている。
意外だったのは奈良の名産品みたいなのが思いのほかたくさんあって、オサレベールに隠された町おこし的な気概(?)を垣間見た思いでしたね。
あまり広くない店内は(妙齢)女子であふれかえっており見づらいことこの上ないのだが、週末だし仕方がない。
人混みをかき分けつつ、目をつけていた六角小皿を6枚その他をお買い上げ。

食事メニューは、これまたナチュラル。身体に良さそう。丁寧に作ってそう。まぁどれも美味しかったんだけど、料理だけを見れば正直このくらいのお店は他にもありますね。

特筆すべきは、食事処のその雰囲気。
スペースがたっぷり取られた待合室から店内に至るまで、お店(店員さん含む)がお客さんと関わろうとする、その距離感が絶妙なのだ。
決して不必要に干渉したり過度にサービスをしたりしないが、温かい目が至るところに細々と配られている。
席が待合室のすぐ横でなければ、ガラス越しに待ってる人たちとしょっちゅう目が合うことさえなければ、もうちょっとゆっくりできたんだけどな・・。
ただこの空間においては誰もが心を解きほぐされてゆくらしく、待ってる人たちの目も割と温かかったんだけどね。って気のせい?

やー、なんか良かったなあ、くるみの木。
このナチュラルオサレ空間の特筆すべき点は、来るもの拒まずなところ。
こういう感じの、似たようなお店やカフェはたくさんあるけれど、くるみの木は老若男女、いろんな人が同じように楽しみくつろいでいるところだ。
もちろんCLASSY愛読者のナチュラルオサレではないあなたもOK。

敷地内のすべての空間において、「くるみの木的」なエッセンスが「くるみの木的」なやり方でちりばめられていた。
何かが突出しているわけではないけれど、「なんか居心地良かった」というこの感覚がたくさんの人を魅了するのだろう。
広い広ーい駐車場は(ビバ!奈良)、他府県のナンバープレートでいっぱいだった(うちもそう。)

シンプルに、自分なりの上質を目指して、でもそんなにあくせく目指すわけではなくて。そんな風に暮らしたいなあと思わせてくれる空間だった。

またいつか行きたいなあ、くるみの木。
心があくせくしたりささくれ立ったりしてる時なら、さらにここの空気感は効くだろうな~。

# by agirlonthemoon | 2010-07-21 13:33
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